ジャーナリストの鬼塚眞子氏が取材のため来社されました。鬼塚眞子氏の許可をいただいて掲載しております。(有)大西保険事務所の40年以上の歩みを紹介させていただく良い機会となりました。鬼塚眞子氏および新日本新聞社に御礼申し上げます。

著者プロフィール

新日本保険新聞

鬼塚さんの顔写真 鬼塚眞子
(おにつかしんこ)

大手保険会社営業、保険業界紙記者などを経て保険ジャーナリストに。 保険業界団体「オーツードットコム」主宰。新聞やビジネス誌への執筆のほか、全国各地で講演活動も行う。
※詳細プロフィール⇒http://www.o2com.org/

vol.1来店型店舗歴40年の老舗から学ぶべきこと

(有)大西保険事務所(愛媛県四国中央市・大西英樹代表取締役社長)は、創業44年を誇る地域密着型の老舗代理店として知られている。地方経済の冷え込み、二代目経営、クロスセル、来店型店舗の運営、スタッフの育成など代理店が抱える多くの課題を乗り越え、地域住民から深い信頼を寄せられている名門代理店だ。創業以来、次世代の代理店経営を見据えた“一歩先ゆく”取り組みを展開しながら、普遍的な使命感をもって、名門代理店としての“のれん”を守り続けている。

(有)大西保険事務所は、愛媛県の東端に位置している四国中央市にある。ここは製造業の約8割を紙関連が占め、ティッシュ、トイレットペーパーはいうにおよばず、和紙、新聞紙、水引、不織布、ペーパークラフトなど、さまざまな種類の紙製品を世に送り出している“紙のまち”だ。

同社の近くにも、“紙のまち資料館”や一部上場している製紙会社をはじめ、企業規模の大小にかかわらず、紙関連産業が立ち並ぶ。

(有)大西保険事務所の設立は昭和42年。大西英樹社長の実父で先代社長の大西利光氏(現:取締役会長)が、損害保険代理店として日新火災と損保ジャパン(当時は安田火災)に募集人登録をしたのが始まりだ。

創業4年目になる昭和46年には、国道11号線にほど近い、川沿いに地上2階、地下1階建ての専用事務所を開設。

今でも、代理店と称しても、“店”とは名ばかりで、自宅の一室を事務所として使っている人も珍しくない中、専用事務所を構えただけでなく、2階を会議室に、地下を文書庫として使用する構想を掲げ、建築されたのは、極めて画期的だ。平成11年には敷地面積を倍に広げ、現在の床面積は102㎡となっている。

一歩先ゆく代理店経営の在り方は、事務所の開設にとどまらない。当初から、お客様が事務所を訪問する“来店型店舗”としての機能を果たし、来店型店舗歴は実に40年を迎える老舗中の老舗だ。

さらにお客様のサービスの質を高めるために、2005年4月からは、全国展開している「保険クリニック」に加盟、同社は「保険クリニック四国中央店」としての役割も担うこととなった。